前回のあらすじ
様々な矯正歯科を回り、口元が下がり過ぎないように非抜歯方針の矯正歯科を探したところ、矯正・自由が丘歯科室にたどり着いた
前回記事はこちら
昨日、実際にインビザラインの装置をもらって装着を始めたので、この記事では検査~装着までの流れをご紹介します。
かかった期間・着けた感想・料金なども書いていくので、矯正のリアルな情報が欲しい方はぜひ読み進めてください!
①初回問診(6月上旬)
「矯正・自由が丘歯科室」の場合、初回問診はメールで申し込みます。
すると営業日であれば当日中に返信が来ると思います。
今後、診察の前日に確認のメールが毎回届くことになるので、メールアドレスは普段使うもので登録するほうがいいでしょう。
問診当日はレントゲンと写真を撮られます。
相談だけで終わる医院が多い中、レントゲンと写真を撮って丁寧に問診してくれる珍しい医院だと思います。
その分、初回問診でも5,500円かかるので気をつけてください。
②虫歯チェック・クリーニング(7月下旬)
初回から期間が空きましたが、これは単純に私が矯正を迷っていて次に進まなかったからです。
順調に行けばもう少し早く受診できたと思います。
矯正を始める前に、虫歯がないかチェックする必要があります。
矯正の途中で虫歯の治療をすると矯正に支障が出るからですね。
ついでにクリーニングもしてくれます。
ちなみに、虫歯チェックは自由が丘歯科室ではなく地元のかかりつけの歯医者さんでもいいそうです。
私は東京に引っ越して来てから一度も歯医者を受診しておらず、かかりつけがなかったので自由が丘歯科室でチェックしてもらいました。
まとめて診てもらえると便利ですよね。
色んな歯医者に予約するとわけわからなくなるという方は、まとめて診てもらうといいでしょう。
自由が丘歯科室でも保険適用になるので、3000円くらいで済みます。
③型取り(8月上旬)
次は型取りです。
マウスピースを作るために歯型を取ります。
②虫歯チェックと③型取りは、医院に空きがあれば同じ日にもできるそうです。
私のときは空きがなかったので②から1週間後にもう一度受診しました。
型取り、めっちゃ楽でした。
口の中に細い筒みたいなのを入れて、先生が写真を撮るだけです。
しかもその場で3D化して画面に自分の歯並びが映し出されます。
苦しくない!オエってならない!すぐ終わる!
感動でした。
前回記事で出てきた地方の医院の検査は粘土を口に流し込んでしばらく待つとかいう拷問だったので…
今回もそれを覚悟していたんですけどね。進歩しているんですね。
検査料は33,000円です。
④治療方針説明(9月中旬)
③の検査で写真を撮ってもらうと、それを元に先生が治療方針をいくつか考えてくださいます。
方針を考えるのに1か月程かかるらしく、説明を聞きにいったのは9月中旬になりました。
前回受診したのが8月上旬で、お盆は期間に含まないので最速で9月中旬でした。
年末年始とかお盆とかの期間は、急いでいる人は気を付けたほうがいいかもしれないです。
私の場合、3つのパターンを説明していただきました。
- 抜歯しない場合の治療
- 1本抜歯する場合の治療
- 2本抜歯する場合の治療
大きなモニターを挟んで会話するので、自分の歯がどう動くのか実際に見ながら分かりやすく説明してもらえます。
私は「抜歯したくない」と伝えていたので、
「とりあえず抜歯なしでやってみて、どうしても歯が後ろに下がらなければ抜歯するかも」
という方針を採用することになりました。
「抜歯せずに隙間を作るために、歯を少し削る」
と言われましたが、私が「歯を削るって大丈夫なんですか?」と聞くと
問題ない範囲で削るので大丈夫です。エナメル質の、削っていい範囲の1/10程度を削る予定です。
という説明を受けたのでとりあえず安心しています。
(まだ若干不安ですが)
また、方針説明を聞くのにお金はかからないので、この日は料金の支払いはありません。
この日に治療を受けることを即決するとその場で治療費100万円超を払うこともできますが、私は銀行振り込みにしたかったので支払いは後日となりました。
⑤料金支払い(9月下旬)
医院から振り込み用の書類をもらい、自分の好きなタイミングで振り込みをします。
私は抜歯なし・インビザライン矯正の金額ですが、人によって金額は異なると思うので参考程度でお願いします。
振り込みが完了してから医院がマウスピースを発注してくれるので、早めに支払ったほうがいいです。
私は「本当に100万払うのか…」とだいぶためらいましたけどね。
覚悟を決めて振り込もうとしました。
しかし、ATMでは振り込みできなかったり、銀行の1日の上限が100万円で全額振り込めかったりなどして中々支払えず、
「いっそひと思いに振り込ませてくれよ!」
と思ったこともありました。
まあなんとか銀行の上限の100万円を振り込み、残りの6500円は次に受診したときに直接払うということを了承いただきました。
無事マウスピースは発注されたわけです。
医院に「振り込みました」と連絡するとついでに次回の予約ができます。
マウスピースは外国から取り寄せるため、1か月くらいかかるみたいです。
⑥器具装着(10月下旬)
1か月後、ついに器具を装着するときが来ました。
この日はお金はかかりません。
私は前述の振り込みの不足分6500円を払っただけです。
来院し、装着前に軽く機械で歯を磨いていただけます。
箱を取り出され、マウスピースを着けてもらいました。
その後、自分で着けて外す練習をします。
医院のスタッフに言われたこと
- 一日最低20時間は着ける、22時間装着が目標
- 装着中はノンシュガーの飲み物・飴、タブレットはOK
ブラックコーヒーやお茶もOKだけど、歯に色が付くのが気になるならやめたほうが良い - 外したときティッシュにくるんで置いておいたことでレストランの店員さんや家族や自分がマウスピースを捨ててしまうトラブルが多発している
なくすとか、ペットに噛まれて壊れるとかいうことが意外と多いらしいです。
1日着けてみた感想
- 鏡で見ると、着けているのは本当にほぼ分からない
上の歯の歯茎にマウスピースとの境目があるので、歯茎が見えるほどめちゃくちゃ笑ったらちょっと分かるかもしれない
でも他人から見た距離だと気が付かないと思う - 違和感は多少ある
舌を置く位置(上の歯の裏)にマウスピースが被さっているので、舌のやり場にちょっと迷う - 痛くはない
- 寝にくいとかもない
- しゃべりにくさはほとんどない(ら行が若干言いにくいが、元々そんなに活舌が良くないので)
- 着けるのは余裕でできる。外すのはむずい(特に下の歯)
ぴったりはまっているので、固すぎて外した反動で1mくらい飛んでいきました。
でも慣れれば大丈夫そう - ガムが食べられなくなる
装着中でもノンシュガーのタブレットはいいと聞いたので、ガムもいけるかと思ったら、装置にくっついて取るのがめちゃくちゃ大変だった - 歯磨きの回数が多くなりそう
ご飯を食べる度に歯磨きをするので、寝起き・朝食後・昼食後・夕食後・就寝前にすることになる。どこか減らせないか検討中 - きれいな歯並びになるなら、頑張れるかなと思っている
総じての感想は、「まあこれならなんとかなるかな」です。
10月28日追記:3日経って、マウスピースは片手で簡単に外せるようになりました。慣れってすごい
実際に届いたのはこんな感じです。
マウスピースの入った箱の側面と中の袋には一つ一つ自分の名前が書かれており、自分専用なことがわかります。
2週間ごとに自分で新しいマウスピースに変えていく仕組みになっています。
私の場合は47個あったので、最短でも2年超ですね。
ちなみに、スタッフの方に言われたことがもう一つあります。
- 半年に1回虫歯チェックと歯のクリーニングをしたほうがいい
- 虫歯チェックは自由が丘歯科室でも保険がきくから3000円くらい
- クリーニングは保険がきかないから10000円くらい
- 保険診療でクリーニングしたいならかかりつけに行ったほうがいい
前述の通り、かかりつけがない私にとっては困ったことになりました。
結局、かかりつけの歯医者さんはあったほうがいいということですね。
マウスピース矯正記録②:検査~インビザライン装着まで【矯正・自由が丘歯科室】:まとめ
今回はここまでです。
実際に器具を着けてみて、きれいな歯並びになるのがさらに楽しみになってきました。
早くきれいになってほしくて、「もっと早く始めれば良かった」なんて思ってしまっています。
次回の受診は1か月後、歯が良く動くようにアタッチメント?っていうちっちゃい器具的なものを歯に直接付けるらしいです。
さらに、下の前歯も若干削るとのこと。怖い~
そのときの様子は、また発信させていただきます。
それでは!
追記:続編を更新しました。
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