いい加減、歯並び直したい。
歯並びは学生の頃からずっと気になっていました
でもずっと悩んでたんです。矯正って、かかる金額が普通の買い物とはケタ違いじゃないですか。
それ以外にも
・器具が目立つのは嫌だ
・歯を抜きたくない
・やってさらに見た目が悪くなったらどうしよう
・痛いかな
・いつも頑張って貯めてるお金を、矯正にポンと使ってしまっていいのか?
迷いは尽きませんでした
それでもこの度、矯正を始めることにしました
もう検査とかは終わっているので、器具を付けるのは来月になる予定です
矯正を決断~現在に至るまで私がたどった過程をお伝えしようと思います
この記事は2022年9月の情報です
歯列矯正決断:死ぬまでこの歯並びでいいのか?
歯並び悪い勢にとって、マスクはありがたいですよね
反対に、マスクを取る瞬間は恐怖そのものです
・上手く笑えなくて、食事の場を心から楽しめない。
・写真を見るたびに歯並びの悪さを確認して落ち込む。
・歯並びが目立たない笑い方を身に着ける。
全部うんざりだよ!!
小学生の頃からずっと気になってたことを、死ぬまで気にするのか?
年を取ってから「矯正しておけばよかった」と後悔するのか?
ダイエット・脱毛頑張ってるのにこの歯並びだったら?今始めないと結婚式に間に合わなくなる?
「やる後悔」より「やらない後悔」が上回って、私は矯正をすることを決断しました
しかも、安心して通えそうな医院が見つかると、不安もだんだんと減っていくものです
歯列矯正の医院探しで重視したこと
- 価格(最安じゃなくてもいいから払ったお金に見合う結果がほしい)
→どんなに安いところでも数十万円はかかる矯正だから、50万払って無駄な治療をするより100万払って効果があるところがいいと思っていました。目安100万円以内で探しました。 - 抜歯するか
→1本の歯には100万円以上の資産価値があると言われています。それ以外にも私は抜歯したくない理由(後述)があったので、特に重視していました。 - 器具が目立たないか
→最悪表側ワイヤー矯正をするとしても、ホワイトブラケット(白くて目立たない)を使えるところが良いと思っていました。矯正中の見た目に気を使っている医院は、矯正後の仕上がりの見た目にもこだわってくれると感じます。 - 口コミ
→予約が取れないなど、悪い口コミは本当か、根拠があるか考えながら見ました。 - 矯正認定医がいるか
→日本矯正歯科科学会に認定された医師のことで、一定のレベルがあることが認められている証拠になります。 - 通いやすいか
場所・予約の取りやすさなど。
最終的にこれらを満たした「矯正・自由が丘歯科室」に決めたのですが、以下が詳細になります。
医院探し①:学生時代に行った医院(&インビザラインとは?)
学生時代、矯正中の見た目も気にしていた私は「インビザライン」なるものをネットで知り、それができる医院を探しました。
インビザラインとは↓(ご存じの方は下へスキップ)
従来のワイヤー矯正とは全く異なる、マウスピース型の矯正装置です。
https://ginza.kyosei-shika.jp/
透明なマウスピースは非常に審美的で、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。
また、世界の100ヶ国以上で提供され、900万人を超える方がインビザラインによる治療を受けています。
インビザライン最大のメリットは「矯正をしていることがばれない」ことだと思います
このように、付けていてもほぼ分からないのです
インビザラインのメリット&デメリットを軽くご紹介します
メリット
- 目立たない
- 通院回数が少ない
- 取り外しできるので歯磨きが楽
- 歯をたくさん動かせる
- 金属アレルギーでもできる
- 楽器やスポーツをしながらでもできる
デメリット
- 装着時間を自己管理できないと治療期間が延びる
- 歯が重なっている症例は扱えないことも多い
- 食事をする前後で器具をなくすことがある
メリット
①目立たない
先ほどの画像の通りですが、対面で話すくらいだと、まず気づかれないとのこと
一方、食事のときは外さないといけないので、食事前にいつもトイレに行くとか、他人の目の前で外すとかがあるとそこでバレるということは考えられます
②通院回数が少ない
ワイヤー矯正は月1~2回通院しないといけないのに対し、インビザラインは2~3か月に1回でいいことも多いです
治療開始前にどの時期にどの装置を使うかが決まっていて、あとは自分で管理するからです
③取り外しできるので歯磨きが楽
歯磨きするときは器具を外すので、矯正前と同じように歯磨きするだけで大丈夫です
虫歯や歯周病のリスクが上がることはありません
④歯をたくさん動かせる
インビザラインは歯を後ろに下げることが得意なので、抜歯をせずに口元を下げやすくなっています
⑤金属アレルギーでもできる
インビザラインはポリウレタンでできているので、金属は一切使われていません
⑥楽器やスポーツをしながらできる
マウスピースなので口の中を傷つけにくいです
どうしても集中したい時間は取り外すこともできます
デメリット
①装着時間を自己管理できないと治療期間が延びる
インビザラインは一日20時間以上つけておく必要があると言われています
患者が自由に取り外しできるため、患者の協力がないと治療が進まないです
②歯が重なっている症例は扱えないことも多い
インビザラインで限界がある歯並びだと、ワイヤーと併用して治療することがあります
③食事をする前後で器具をなくすことがある
装着時間だけでなく、器具自体の管理も求められます
そもそも、そんなペラペラのプラスチックで本当に歯が動くの?
私も最初はそう思いましたが、本当に動くようです
2022年6月時点で世界で1280万人以上の治療実績がある、れっきとした治療法なんですね
医院で検査を受けると、実際自分の歯がどのように動いていくのか映像を見せてもらえます
綺麗に揃った自分の歯並びシュミレーションを見ると感動します
話は戻りますが学生時代に私は目白の矯正歯科へ相談に行き、そこではインビザラインで50万円ほどだと言われました
お金のなかった私は「社会人1年目までにお金を貯めて矯正をしよう」と決め、学生時代の医院探しは終了としてしまいました
医院探し②:マウスピース矯正は無理&抜歯必須と言われる
晴れて(?)社会人1年目となった私は矯正検討活動を再開した訳ですが、新卒の私は地方に飛ばされていました
市に2つしか矯正専門医がいないような地域でしたが、一番有名っぽい先生のところに行きました
そこで言われたことは、
- 表側のワイヤー矯正じゃないと無理
- 抜歯は最低2本、多分4本抜くことになる
- 噛み合わせは良くできるけど、見た目の保証はできない(口元が引っ込みすぎるかも)
です。特に3つ目を聞いて、
いや、こっちは見た目気にしてここに来てるんだよ!
と思いましたね
なにやら私の歯並びは出っ歯だけど歯茎が後ろに引っ込んだ骨格のため口元はあまり出ておらず、
抜歯するとさらに口元が引っ込んで老人のよう老けた印象になってしまうとのこと
診断名(?)は2級Ⅱ類というそうです
画像を検索して分かりました。口元が下がり過ぎても美しくないんですね!
気になる方は「🔍矯正 口 引っ込みすぎ」とかで検索してみてください
さらに、目白の医院ではマウスピース矯正を提案されたことを伝えると、
「この歯並びでマウスピースでいけるって?はっ、これだから東京の医者は」
と言われました。色々失礼だろ。
完全にこの医院に不信感を持った私は精密検査代5万円払っていましたが泣く泣く保留にし、
抜歯をせずきれいなEラインを手に入れる方法を探すことにしました
ちなみに、今振り返ると、抜歯4本にならなくてよかったと思います
この医院の後行ったいくつかの医院では、どこも上の歯2本抜歯は言われても下の歯の抜歯を提案されることはありませんでした
下の歯を抜歯するとやはりEラインが後ろに下がるそうです
下げる必要がある方もいるでしょうが、私にはやってはいけないことでした
セカンドオピニオン大事!
医院探し③:東京の矯正歯科多すぎ問題→2強医院の発見
2022年1月、コロナが落ち着き転職で東京に戻ってきた私は、今度こそ矯正をすると意気込んでいました。しかし、
東京の矯正歯科、多すぎ!
かなり迷いましたがグーグルの口コミ、Twitter、インスタ、YouTubeなどを読み漁って徹底的に調べました
そこで分かってきたのが、東京の中でも有名な医院は2つあること
- 神宮前矯正歯科
舌側矯正専門。笑うと歯茎が見えるガミースマイルなど、難症例も手術なしで治療。 - フェイストーク麻布十番矯正歯科
歯並び・かみ合わせだけでなく美しい歯並びを通して顔全体の印象を良くする方針。
↑2つは芸能人やユーチューバーも通っているそうです
次に口コミ件数が多かったのはこちら
- 青山外苑矯正歯科
加えて私は「非抜歯」でやりたかったので抜歯せずにできそうな方法を探すと、以下の医院も候補に挙がりました
- 矯正・自由が丘歯科室
なぜこの医院が候補かというと、「アンカースクリュー」ができそうだったからです
医院探し④:アンカースクリューの存在を知る
アンカースクリューとは↓
歯科矯正用アンカースクリューとは、チタン製の小さな(直径1.4mm,長さ6mm程度)医療用ねじのこと。これを引っ張る土台(固定源)にして、歯を効率的に動かしていきます。
https://hanarabi.co.jp/treatment46/treatment32
この方法は、矯正治療の期間の短縮化や、歯の動かし方の可能性を広げる有効な方法として、1990年代後半に登場した新しい治療法です。
今までは抜歯しないと確保できなかった歯の隙間を、アンカースクリューで奥歯を後ろに引っ張ることで確保する、
みたいな目的で使われるみたいです
よって、非抜歯で矯正できる確率が上がることになります
・神宮前矯正歯科
・フェイストーク矯正歯科
・矯正自由が丘歯科室
はアンカースクリューを取り扱っています
医院探し⑤:有名医院の予約がまったく取れない
- 神宮前矯正歯科
- フェイストーク麻布十番矯正歯科
- 青山外苑矯正歯科
- 矯正・自由が丘歯科室
まずはこの4つに絞って上から順にカウンセリングの予約を取ろうと思いましたが、
上2つの予約がまったく取れない!
簡単に状況をお伝えすると、
・神宮前矯正歯科
このように、予約できる期間が決まっており、予約は電話のみ
私は10回ほどかけましたが繋がりませんでした
・フェイストーク麻布十番矯正歯科
こちらは予約はウェブからで、3か月に1回の募集のみ
どちらの医院でも、1回予約できなければ何か月もカウンセリングすら受けられないという状況になるでしょう
さらにそこまで人気だと、通院してからも予約が取れるのか不安になります
実際、神宮前矯正歯科は予約が取れなくて他の医院の倍近く通院期間がかかるという口コミもあります
そこまでして有名医院にこだわるか?は、個人の価値観ですね
私は待っている間に年を取るのは嫌だったので、上記の有名医院は諦めました
下2つの医院のカウンセリング予約は一発で取れました
医院探し⑥:青山外苑矯正歯科にカウンセリング
実際にカウンセリングを受けに行ったのは「青山外苑矯正歯科」です
東京メトロ銀座線外苑前駅1a出口から徒歩1分も歩かないくらいの駅近です
そこで言われたことは、以下です。
- マウスピース矯正になる
- 上の歯2本抜歯する
- 総額約130万円
・マウスピース矯正になる
「この歯並びでマウスピースでいけるって?はっ、これだから東京の医者は」
過去にこれを言われた記憶があったので、拍子抜けしました
マウスピース矯正は歯を後ろに動かすことが得意だから、むしろワイヤー矯正より適しているとのこと
・上の歯2本抜歯する
抜歯して口元が引っ込みすぎないのか?という質問をしましたが、
上の歯だけで、横顔のバランスを見ながら調整するから心配ないそうです
その場で絵を描いて分かりやすく説明してくださるので、興味のある人は実際に行ってみることをおすすめします。カウンセリング無料です
・総額約130万円
ちょっと予算オーバーなので、保留としました
カウンセリング終了時に次の検査の予約を取るか聞かれますが、「ほかも検討してから電話で予約でもいいですか?」と聞くと快く承諾してくださいました。無理な勧誘はなかったです
医院探し⑦:矯正・自由が丘歯科室でカウンセリング
次に行ったのが「矯正・自由が丘歯科室」です
こちらは自由が丘駅から徒歩5分ほどです
そこで言われたことは以下です
- マウスピース矯正になる
- 抜歯するかは検査をしないと分からない
- 総額100万円程度
ここでもマウスピース矯正になると言われたことで、私でもマウスピース矯正ができるということが分かりました
あの地方の医者はなんだったんだ…
みなさんも複数の医院に足を運ぶことをおすすめします
その後33,000円払って検査を受け、結果を聞いて私は「矯正・自由が丘歯科室」に通うことに決めました
医院決定:私が矯正・自由が丘歯科室に決めた理由
- 基本的に抜歯しない方針
- でも絶対非抜歯にこだわっているわけではなく、それぞれの患者に合った最適な治療を考えてくれる
- 料金が明確
- グーグルの口コミが☆4.4と良い&悪い口コミも致命的でない
- 予約が取りやすい
- おだやかで説明が丁寧な矯正認定医の先生
- スタッフの方も親切
- インビザラインで治療できる
いいところが多くて長くなってしまいますが、以下詳細です
基本的に抜歯しない方針
歯を守るのが歯科医の仕事ですから、今ある歯を残しながら美しい歯列を目指すのが、患者様の生涯の歯の健康のためにも良いことだと考え、当クリニックでは、非抜歯治療を基本とした矯正治療を行っています。
https://www.kyousei-jiyugaoka.com/about.html
歯がきちんと並ばない原因を考え、歯を抜かないで美しい歯列に矯正する方法を様々な角度から検討します。
ホームページには上記の方針が書かれています。
Q非抜歯矯正ではゴリラ顔になるのではないか?
という心配も、ホームページの中の非抜歯矯正のよくある失敗と誤解というページで詳しく書かれていて大変参考になります
絶対非抜歯にこだわっているわけではなく、それぞれの患者に合った最適な治療を考えてくれる
この医院は子どもの場合で91%以上、成人の場合も72%以上は非抜歯で治療を行っているそうです。
治療法を検討した結果、やむなく抜歯せざるを得ないケースもあります。
https://www.kyousei-jiyugaoka.com/cont/hibasshi.html 非抜歯矯正のデメリット
具体的には、抜歯するかどうかは歯列の乱れの程度のほか、上下のあごのズレの度合い、また審美的基準にあっているかによって判断します。
…
抜歯は最後の最後の手段として、考えたいものです。
逆に言うと、ここまで非抜歯にこだわった医院で抜歯になるということは、他のどの医院でも非抜歯で完璧に仕上げることは不可能なんだろうだと思います
ちなみに私は検査の結果、
「非抜歯の方向で進めるけど、並べていくうちにどうしても抜歯になる可能性がある」
「抜歯を防ぐために、削ってもいい範囲のエナメル質の1/10程度を削るかもしれない」
と言われました
しかし抜歯を1本に抑えるプランを提案してくださったりと、説明に納得感があったのでここに決めました
料金が明確
私が渡された明細には合計1,006,500円(税込)と明確に書かれていました
今後、毎回の通院には料金はかからず、追加料金が発生するのは
・マウスピースの作り直し3回目以降(7,000円)
・抜歯加算(1本6,000円)
のみということでした
私は銀行振り込みにしましたが、クレジット、現金、分割にも対応してくれるそうです
ちなみに銀行振り込みの制限で100万円しか一気に払えず、残り6500円は次来院したときでいいか電話で聞いたところ優しくOKと言ってもらえました
グーグルの口コミが☆4.4と良い&悪い口コミも致命的でない
悪い口コミとしては
・インビザラインで治療するならほかの医院でもよかった
・ほかの医院で治療した人がカウンセリングを拒否された
と書いてあります
個人のとらえ方次第かと思いますが、私は矯正は初めてですし、非抜歯という方針に沿ってインビザラインをしてもらえるなら問題はないかと考えています
よって、口コミで不安になる情報はそんなにありませんでした
予約が取りやすい
私が平日に行くことが多いからかもしれませんが、大体希望の日に通えます
この医院に関しては、予約が取りにくいという話を聞いたことがないです
おだやかで説明が丁寧な矯正認定医の先生・スタッフの方も親切
長期間通う医院なので、先生が信頼できるかはとても大切です
この医院の先生はゆっくり時間を取って説明をしてくださいます
スタッフの方も、愛想が悪いと感じたことはありません
マウスピース矯正記録①:矯正決意~医院決定まで【矯正・自由が丘歯科室】:最後に
矯正をしようか迷っている人に対して、参考になれば嬉しいです!
私は「矯正・自由が丘歯科室」にしましたが、すべての人におすすめというわけではなく、
自分が矯正をする上で大事にしたいことに沿って医院を決めていただければと思います
10月下旬にマウスピースを着けにいくことになっているので、そのときの様子などは後ほど記事にする予定です
何かご質問があれば、わかる範囲でお答えしますのでお問い合わせください
それでは!
追記:続編更新しました。
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