ご飯のお供として、昔から愛されてきた「佃煮」。
最近は食べる機会が減ってしまいましたが、たまに食べるとおばあちゃんの家にいるかのようにホッとします。
佃煮は素材をまるごと煮詰めて調理するため、各素材の栄養価をそのまま摂取することができることから、栄養価の高さも注目されています。
今回は、そんな栄養価の高い佃煮に、同じく健康食品でおなじみの玄米を組み合わせてみました。
洋食化が進む今だからこそ、佃煮+玄米の純和食のおいしさを発見したいと思います。
・お米が好きな人
・濃い味のご飯に疲れた人
・和食が好きな人
・色んな佃煮の情報を知りたい人
・町田に住んでいるor行く用事がある人
上記のような方には、ぜひ読んでいただきたい記事になっています。
こちらもご覧ください↓
玄米に合う、東京都町田で買えるおいしい佃煮4選
今回ご紹介するお店は以下です。
・日本百貨店(遠忠食品):ちりめん山椒佃煮
・久世福商店(木の花屋):きゃらぶき佃煮
・カルディ(㈲シーウィッドイシダ):昆布佃煮
・新橋玉木屋(新橋玉木屋):あさり佃煮
順番にご紹介します。
日本百貨店(遠忠食品):ちりめん山椒佃煮
初めにご紹介するのは、日本百貨店で売られていた、遠忠食品のちりめん山椒佃煮です。
日本百貨店は、全国から様々な食品や雑貨を集めて販売しています。
日本の文化・商品を大切にしているため、佃煮もたくさんの種類がありました。
今回選んだのは、写真右上の「ちりめん山椒」です。
前述の通り、この商品は「遠忠食品」という会社が作っています。
大正2年(1913年)開業の、歴史の深い会社です。
人口調味料不使用、素材にこだわった佃煮を作っています。
今回の商品も、
ちりめん、醤油、砂糖、水飴、山椒の実、発酵調味料、食塩
の7つのみのシンプルな原材料となっており、作り手のこだわりを感じられます。
20gとかなり小さいサイズなので、お試しで佃煮にチャレンジする方にもぴったりです。
中を空けてみるとこんな感じです。
早速玄米に乗せてみました。
たくさんのちりめんの中に、いくつか山椒の粒が入っているのが分かります。
食べてみると、山椒の香りを強く感じられます。
一方で意外とそんなに塩辛くないです。
ご飯とちりめん山椒が1対1の割合でもおいしく頂けるくらいだと思います。
栄養成分を確認すると食塩相当量は100gで3.8gなので、一瓶(20g)全部食べても0.76gです。
お味噌汁1杯の塩分が大体1.0~1.3gと言われているので、この佃煮はそんなに塩分が高くないということになります。
塩分が気になる方でも安心ですね。
ふっくらとしたちりめんはうま味が強く、ご飯が進みます。
ちなみに、ちりめん山椒は水分が少ないので冷凍保存できます。
未開封なら日持ちもするのでストックをしておくと、おかずを作るのが面倒な日に役立つこと間違いなしです。
町田の日本百貨店は「東急ツインズ イースト1階 レ・シ・ピ町田」内にあります。
久世福商店(木の花屋):きゃらぶき佃煮
続いては久世福商店内にあった、きゃらぶきの佃煮です。
久世福商店は日本各地で愛されているだし・調味料などを集めて販売しているお店です。
昭和9年に創業された、歴史ある商店です。
店内に掲示されている「商いの心得」からも、食へのこだわりが見て取れます。
久世福商店には、3種類の佃煮がありました。
上写真の2種と、下写真の1種です。
今回選んだのはこちらの佃煮です。
木の花屋の、浅炊きゃらぶきです。
木の花屋はお漬物屋さんです。
漬物・佃煮という伝統的な食文化を継承することを目指し、
合成保存料・合成着色料を使わずに丹精をこめて製造しています。
今回の商品の「きゃらぶき」とは、「ふき」の佃煮のことです。
甘く味付けした煮物を「きゃら」と言い、「ふき」を調理した場合「きゃらぶき」になるのですね。
食塩相当量は100g当たり1.98gです。
原材料を見ると、ワインが入っています。
意外な組み合わせですが、味に試行錯誤したようで期待が持てます。
ご飯に乗せてみると、1本1本しっかりと煮詰められていることが分かります。
食べてみると、しっかりと野菜のうま味を感じられます。
繊維質が固めで歯ごたえがあり、少量の佃煮でご飯がたくさん食べられます。
ふきはもちろん、ほうれん草や小松菜が好きな方はきっと好みだと思います。
こちらも塩辛さは控えめでした。
町田の久世福商店は小田急百貨店の5階にあります。
カルディ(㈲シーウィッドイシダ):昆布佃煮
続いてはカルディコーヒーファームです。
カルディといえば、コーヒーや輸入食品を思い浮かべる方の多いのではないでしょうか。
しかし、カルディのオンラインストアを見てみると「厳選和食材もへじ」という日本食品に特化したカテゴリがあるなど、「世界から見た日本」という立ち位置でこだわりの日本食品をそろえているようです。
実店舗でも、日本食品コーナーがありました。
今回、そんなカルディで見つけた佃煮はこちらです。
㈲シーウィッドイシダの昆布佃煮です。
過去にSNSでバズったこともあったので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
㈲シーウィッドイシダは、昆布専門の製造メーカーです。
まさに昆布佃煮は専門中の専門と言えるでしょう。
こだわりの昆布は北海道産「刻みねこ足昆布」「利尻昆布」が使用されています。
中はこのようにドロッとしています。
色はかなり黒に近い緑です。
よく見ると、細長い昆布の塊だということが分かります。
食べてみると、ぬるぬるねばねばした食感に驚きます。
粘り気が強いので、水分が少なめな玄米にぴったり合います。
甘みを感じる上品な味わいになっています。
めかぶや納豆が好きな方にはぜひ食べていただきたいです。
こちらも塩辛さは気にならないです。
町田のカルディは「東急ツインズ イースト1階 レ・シ・ピ町田」内にあります。
先ほどの①日本百貨店のすぐ近くです。
新橋玉木屋(新橋玉木屋):あさり佃煮
最後は「新橋玉木屋」のあさりの佃煮です。
新橋玉木屋は佃煮・煮豆の専門店で、1782年・江戸時代に創業しました。
歴史の長さが桁違いですね。
4選の中で唯一、製造者と販売者が同じなのが新橋玉木屋です。
自社工場で国内生産をし、生産から販売まで一括で品質管理をしていて安心です。
佃煮専門店なだけあり、小分けの佃煮だけでもこんなに種類があります。
どれにしようか迷っていると、親切な店員さんが声をかけてくださいました。
人気が高いということで、おすすめされたのが「あさり」です。
このあさり佃煮は「白佃煮」と書いてあります。
白佃煮とは、お出汁でさっと炊いた薄味の佃煮のことだそうです。
薄味のため、賞味期限は短めになっています(2022年11月末購入)。
中は真空パックで包まれています。
これにより保存料不使用が可能になりました。
中には粒の大きなあさりがゴロゴロ入っています。
中にはあさりだけでなく、しょうがも入っています。
食べてみると、あさりがふっくらしていて大変おいしいです。
あさりを噛めば噛むほど味が出てきます。
しょうがは入っていますがほんのり香る程度で、あさりの香りをじゃましていません。
確かに薄味で、飽きずにたくさん食べられます。
佃煮を食べ慣れていない方にもおすすめです。
おつまみにしたり、パスタの具にするのも良さそうです。
町田の新橋玉木屋は、小田急百貨店地下1階にあります。
佃煮に合わせた玄米の紹介:あきたこまち
最後に、佃煮に合わせた玄米の紹介です。
今回は秋田県にかほ市の「あきたこまち」を使用しました。
ぼそぼそしがちな玄米ですが、このお米はふっくらとしていてとてもおいしかったです。
ご飯の甘みも感じられました。
ふるさと納税で注文し、2か月おきに5kgを配送してくれるので、一人暮らしには大変助かっています。
袋の文章からもこだわりが感じられます。
ふるさと納税で注文すると、御礼状も付けてくれます。
玄米に合う、東京都町田で買えるおいしい佃煮4選:まとめ
玄米に合う、東京都町田で買えるおいしい佃煮4選をご紹介しました。
最近の佃煮はどれも薄味になってきていることが分かりました。
塩分に気を配る方が増えたこと、冷蔵保存ができるようになったことが原因でしょうか。
伝統的な食品でも、おいしく食べられるように日々進化しているということですね!
みなさんも玄米と佃煮を食事に取り入れて、日本食のおいしさを発見していただければと思います。
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